若者とデジタル・メディア(ハーバード大学、オックスフォード大学、LSE)

グローバル・デジタル・ネイティブ(ハーバード大学、オックスフォード大学) 2009~2016

若者とデジタル・メディアに関する日本・アメリカ・イギリスの国際比較研究。ハーバード大学バークマンセンター、オックスフォード大学教育学部との国際的共同研究。

  • 単著書

高橋利枝『デジタル・ウィズダムの時代へ :若者とデジタルメディアのエンゲージメント』(新曜社, 2016年)

 

 

 

 

 

 

■論文

Takahashi, T. (2016)“Creating the Self in the Digital Age: Young People and Mobile Social Media” In Digital Asia Hub (ed.) “The Digital Good Life in Asia’s 21st Century”. Hong Kong. [PDF]

 

・Takahashi, T. (2011) Japanese Youth and Mobile Media. In Thomas, M (ed.) Deconstructing Digital Natives. NY and London: Routledge.


メディア・リテラシー 2010~2011

マス・メディア時代における「メディア・リテラシー」の概念を現在の携帯電話やインターネットなどデジタル・メディアの浸透に注目して、コミュニケーション新時代におけるメディア・リテラシー、すなわち「デジタル・リテラシー」について明らかにしていく。

■論文

Takahashi, T. (2011) New Media Literacies in the Digital Age: cross-cultural research from US and UK. Yoshida Hideo Memorial Foundation.


クロス・メディアと携帯電話(オックスフォード大学)2009~2011

放送と通信の融合によるクロス・メディア時代において、日・英の若者の携帯電話との多様な関与を明らかにし、情報通信の発展と加速するグローバル化における携帯電話の役割と可能性について明らかにする。オックスフォード大学教育学部との国際的共同研究。

■論文

高橋利枝、クリス・デイビス「クロスメディアと携帯電話の国際比較調査:日・英の若者の携帯電話の利用を事例として」KDDI財団、2011年。


デジタル・ネイティブ (ハーバード大学)2007~2008

生まれたときからケータイやインターネットなどデジタルメディアに囲まれている現代の若者とデジタル社会への移住者たち。「デジタルネイティブ」と「デジタルイミグラント(移住者)」という概念のもと、グローバル社会における現代の若者とメディアについて考察していく。ハーバード大学(the Berkman Center for Internet & Society at Harvard Law School)との国際的共同研究。

■論文

高橋利枝、本田量久、寺島 拓幸「デジタル・ネイティブとオーディエンス・エンゲージメント:メディアに関する大学生調査からの一考察」、『立教大学応用社会学研究』50号, pp.71-92, 2008年3月。


ソーシャル・ネットワーキング・サイト (ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)2007~2009

mixiやMySpaceなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)はいまや若者にとって欠かせないものとなっている。若者とSNSとの多様なエンゲージメントから、SNSの社会的役割に関して考察していく。ソニア・リビングストーン英国LSE大学大学院教授・ICA学会前会長との国際的共同研究。

■論文

Takahashi, T. (2009) MySpace or Mixi? Japanese Engagement with SNS (Social Networking Sites) in the Global Age. New Media and Society, vol.12, No.3, pp. 453-475.
高橋利枝「デジタル・ネイティヴと日常生活―若者とSNSに関するエスノグラフィー―」、『情報通信学会誌』第92号,pp.15-28, 2009年12月。

■報告書

高橋利枝編著「子供・若者と情報通信メディアに関する国際比較研究―デジタル・メディアに関する大学生調査」電気通信普及財団、 2008a年。


子供とメディア(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)2005~2006

日常生活における子供や若者のメディアとの関わりあいについてエスノグラフィーにより明らかにし、国際比較によって日本社会、及びグローバル社会における情報通信技術の社会・文化的役割について考察する。ソニア・リビングストーン英国LSE大学大学院教授・ICA学会前会長他との国際的共同研究。

■著書

Takahashi, T. (2008) “Japanese Young People, Media and Everyday Life: Towards the Internationalizing Media Studies”. In K. Drotner and S. Livingstone (eds) International Handbook of Children, Media and Culture. London: Sage.